ある1人の女子高生が、学校生活での悩みについて、私に打ち明けてくれました。
高校生になって、クラスで話せる友だちが2〜3人くらいしかいません。他の女子とはあまり上手く話せず、クラスに馴染めません。
中学校までは、友だちがたくさんいましたが、高校生になってから周りと上手く関わることが出来なくなってしまいました。
高校生になって、友だちがいない訳ではないけれど、上手く関われなくて、孤立しているような感じがする・・・。
私だって、みんなと上手く関わっていきたい。だけど、勇気がなくて、クラスに馴染めない・・・。
周りと関係を築いていきたくても、なかなか上手に関わることが出来ずにいるのですね。
では、ここで一つ質問をします。
友だちの多い人が、コミュニケーションの高い人だと思いますか?
違います。
友だちの話に耳を傾けられる人が、コミュニケーションの高い人です。
友だちの人数が多いとか、少ないとかの問題ではありません。
量ではなく質です。
今から、このことについて説明していきます。
続きが気になる方は、ぜひ読み進めてみてください。
まずは、あなたの内側から始めよう
まず最初に、ある偉人の名言を紹介しますね。
あなたの不幸がいかに大きくても、最大の不幸とは、絶望を受け入れることだ。
出典ーコミック版世界の伝記 ファーブル
あなたなりに、この言葉の意味を考えてみてください。
あなたには、まず自分を理解し、受け入れるためのチャンスがある。
絶望にも至っていない。
あなたには、まだ可能性がたくさんある。
良いなあ、あの子は・・・。クラスの人気者で・・・。
私も話せるようになりたい・・・。だけど、自信が無い。話せる友達は、2〜3人しかいない。なんとなくクラスに馴染めない・・・。億劫だなぁ・・・。
あなたも、こんな風に思っていませんか?
まずは、あなた自身の内側を見つめることから始めてみましょう。
例えば、日々の何気ない有難いことに、感謝することはどうですか?
- 五体満足な身体があること。
- お母さんが、お弁当を用意してくれること。
- 学校で勉強が出来ること。
まずは、日々の生活で、当たり前に与えられていることに感謝してみましょう。
そして、自分自身をいたわるように大事にすることを習慣にしましょう。
そうすることによって初めて、周りに目を向けられる人になれるのです。
私は、今でも星空を見ることが大好きです。
そして、私と違う環境で、様々な困難を抱えて生きている人々を思うのです。
そうすると、日本に生まれた自分がいかに恵まれているかという、感謝の思いが溢れ出てくるのです。
私自身も、高校生の頃、人間関係でものすごく悩んでいました。
けれども、保健室の先生の言葉が、私に勇気をくれたのです。
保健室の先生の言葉
「私たちはきっと、神様か、何かの力に試されて生きているのかもしれないね。そんな世界だからこそ、自分より大変な思いをして、生きている人たちのことを忘れずにいたいね。」
その日から、私の苦しみよりも、遥かに苦しい状況で生きている人達に思いを馳せるようになったのです。
自分の状況よりも、はるかに辛い状況で生きている人々に、思いを馳せよう。
ポイントを理解出来たら、自分がいる教室を雲の上から見下ろすような感覚で、物事を考えてみてください。
私は、この方法で、辛い状況を乗り越えました。
①他の女子達を見るのではなく、まずは自分自身を見つめることから始めよう。
②例えば、日々の何気ない有難いことに感謝する習慣を身に付けよう。
③そして、自分自身をいたわるように大事にしよう。
④それが出来れば、周りに目を向けられるようになる。
⑤自分の状況よりも、辛い環境で生きている人々に思いを馳せよう。
そうすることによって、日本に生まれた自分がいかに恵まれているかが分かり、今抱えている問題への解決策が見えてくる。
次の項目からは、もっと掘り下げて話していきたいと思います。
あなたにも私にも、命がある

冒頭の言葉を残した偉人は、『昆虫記』を書き上げた、ジャン・アンリ・ファーブルです。
幼い頃を豊かな自然の中で過ごしたファーブルは、様々な生き物に興味を持ちました。
そして、大人になってからも、虫の生活に惹かれて、1人でコツコツと研究を続けたのでした。
虫なんて気持ち悪い、と周りの大人に理解されないこともあったでしょう。
それでもファーブルは、昆虫という小さな命の中に大きな驚きを発見しようとしたのです。
小さな命、ということが重要ですね。
彼の人生にも、さまざまな困難や挫折がありました。
それらを、高校生のあなたにもぜひ知ってもらいたいと思います。
あなたは大切な人

ファーブルは、どんな悲しみを体験したのでしょうか。
それは、何度も自分の子供を亡くす、という苦しみでした。
当時は、小さいうちに亡くなる子供はたくさんいたそうです。
自分の子供を亡くすという体験をしたからこそ、命の尊さを知り、昆虫の研究に人生を捧げることが出来たのですね。
ファーブルにとって、昆虫は自分の子供であり、自分の命そのものだったのでしょう。
だからこそ、昆虫を愛し続けることが出来たのです。
子供を何人も亡くし続けたファーブルにとって、昆虫は自分の子供であり、自分の命そのものであった。
だからこそ、昆虫を愛し続けることが出来た。

昆虫という小さいものの中に、大きなおどろきが隠されている。
ファーブルは自分の内なる声を知っていたからこそ、家族、そして昆虫を愛し続けることができたのです。
まずは、自分から。
高校生のあなたも、自分の命をいたわり、大事にしてください。
周りに目を向けるのは、それからでいいのです。
一番大切なのは、あなたなのです。
友だち100人なんていらない

あれは確か、高校一年生の頃だったと思います。
中学校までは友だちがたくさんいたのに、高校生になってから、友だちを作ることが出来なくなったのです。
親しく話せる友だちは、クラスに3人くらいしかいませんでした。
他の女子たちとは関わることが難しく、自分から話しかけることは出来ませんでした。
なんとなくクラスに馴染めず、毎日学校が億劫だったのを覚えています。
ではここで、高校生のあなたに質問をしたいと思います。
友だちが多い人、誰とでも何でも話せる人がコミュニケーションの高い人だと思いますか?
答えは、NOです。
友だちはたくさんいればいいという訳ではありません。
2〜3人しかいなくても、心を開ける友だちがいるかどうかが大事なのです。
そして、友だちの話に耳を傾けられるかが重要です。
みんな自分の話をしたいのです。自分を語りたいのです。
自分の話ばかり語っている友達を、コミュニケーションの高い人だと思いますか?
違いますよね。
友だちの話を聞ける人。
そんな人こそが、コミュニケーションの高い人なのです。
まず大切なことは、自分を大切にすること。
つまり、自分の機嫌は自分で取って、嫌な人や場所からは、距離を置くこと。
それから心を許せる友だち2〜3人を大切にしていきましょう。
そして彼女たちの話に耳を傾けてみましょう。
友だち100人なんていりません。
心の許せる友だちが1人でもいたなら、クラスに馴染めないことで悩む必要なんてありません。
そのためにも、まずは自分自身をいたわり、大事にしてあげてくださいね。
①友だちの多い人、誰とでも話せる人がコミュニケーションの高い人ではない。
②友だちの話に耳を傾けられる人こそが、コミュニケーションの高い人。
③まずは、友だちの話に耳を傾けられる人になろう。
④そのためには、自分自身をいたわり、大切にすることが重要。
あなたに伝えたい対処法
最後に、もう一度、ファーブルの言葉を繰り返しますね。
あなたの不幸がいかに大きくても、最大の不幸とは、絶望を受け入れることだ。
出典ーコミック版世界の伝記 ファーブル
今回の悩みを、振り返ってみましょう。
中学生になって、クラスで話せる友達が2〜3人くらいしかいません。他の女子とはあまり話せず、クラスに馴染めません。
中学校までは、友達がたくさんいましたが、高校生になってから周りと上手く関わることが出来なくなってしまいました。
①まずは、外側を見るのではなく、内側を見ることから始めてみよう。
例えば、何気ない日々の有り難さに感謝をする。 例)五体満足な身体がある
②そして、自分の命の有難さを実感して、自分自身を大切にすることを習慣にしよう。
③それが出来たら、友だちの話に耳を傾けるという具体的な方法を試してみよう。
友達が多いこと、何でもペラペラ話せることがコミュニケーション力があるという訳ではない。
ファーブルの言葉から、私なりに対処法を考えることが出来ました。
高校生のあなたは、日々抱えていることが多くて、辛いこともあると思います。
だけど、こんな風に、言葉の意味を自分で考え、導き出し、解決していくことも大事な勉強です。
私のつたない文章が、高校生のあなたを救える言葉になれたらとても嬉しいです。
人生のヒントは偉人に聞こう
今回は、ファーブルの人生・言葉を通して、高校生のあなたの悩みを紐解いてみました。
あなたの悩みから、私も様々なことを学ぶことが出来ました。
辛いとき、苦しいときは、誰かの意見を聞くことはとても大切ですね。
もし、また辛くなったりしたら、いつでも遊びに来てください。
そして、ぜひコミック版世界の伝記を読んで、偉人の人生・言葉にどんどん触れていってくださいね。
①周りがどうこうではなく、あなたが大事なのだということが、分かるようになる。
②自分を大事にすることで、周りの人々にも目を向けることができるようになる。
③友だち100人なんていらない。あなたの隣にいるその子を大事にして、関係を築いていったらいい。
あなたの高校生活が実り多い日々であることを願っています。
さおり♬