普通の人生を送りたかった。でも、それよりさらに素晴らしい人生が与えられた。

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学び

高校生の頃、留年を体験したという、現在30代後半の女性から、こんな手紙が届きました。


メッセージ

私は今でも過去を思い返します。
もし、高校生の頃、留年さえしなければ、もっと他の人生があったのかもしれないと。
また、心の病さえ発症しなければ、普通に高校、大学を卒業して、就職をして、結婚して、出産して・・・。
そんな普通の人生を送れていたのではないかと。

だけど、大人になって、そんな体験ができたことに感謝している自分がいるのです。
自分の願いは叶わなかったけれど、新しい人生を手に人れることが出来たからです。
そして、今では、あの日々の困難はこのためにあったのか、という目標に出会えました。
現在、人生を思う存分、楽しんでいます。



先に言ってしまいます。
この手紙の30代女性って、実は私のことなんです。
今の気持ちを整理するためにも、文字で表現してみたのです。
そして、私と同じような体験をしたあなたに向けての思いも綴ってみました。



普通の人生ってなんでしょうか?
病もなく、高校、大学を卒業して、就職をして、結婚して、子供を持って・・・。
そうなれることは、本当に幸せなことだと思います。



けれども、それらも与えられず、過去に辛い体験をしていたとしても、幸せは自分で見つけられる時が必ず来ます。



結論を言います
タイトルにあるように、私は普通の人生は送れなかったけど、それよりもさらに素晴らしく、新しい人生が与えられたのです。



高校生の頃、留年したおかげで、30代になった今、自分の成すべき目標を見つけられた。
自分で幸せを手に入れることができた。
そして、もし、あなたが今も辛い思いをしていたならば、私のメッセージを思い出してください。
あんなどん底を経験した私でさえ、今の人生を謳歌できている。



だから、これを読んでくださっているあなたの心に、少しでも灯がともればいいなと思って、こんな記事を書いているのです。
今日は、私のどん底時代を晒します。
「なんだ。そんなことか。だったら私もやってやろう」と、思ってくれるあなたがいたら、私はとても嬉しいです。



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祖父の死がなかったら


最初の高校2年生の4月、私は大好きだった祖父を癌で亡くしました。
私のことを心から可愛がってくれ、時には叱ってくれて。行きたいところには、どこにでも連れていってくれる。孫を大切に思ってくれる優しい祖父でした。



そんな祖父を亡くした私は、高2の春から、少しずつ無気力状態になっていきました。
さらに頭が締め付けられるような頭痛もひんぱんに起こり、学校も休みがちになります。
そしてだんだん自分に自信がなくなっていき、女子との関わりも避けるようになりました。
最終的に、孤立していくのです。
精神科にも通うようになります。



結果、登校拒否になり、単位が足りず、留年が決まりました。
その後の卒業までの2年間は、地獄のような毎日でした。
薬の副作用で、授業の内容はさっぱり分かりません。
それに友達はできず、昼食はトイレに隠れて食べていました。



家に帰ってきても、勉強はできないし、ピアノも弾けない。
主治医には「大学に行ける状態ではない。ましてや県外なんて無理です。やめなさい」と言われ、大学受験も諦めました。



毎日、目標もなく、ただ辛い学校へ卒業するためだけに通う。
地獄でした。
ただただ学校へ通って、頭に入ってこない授業に出る。
私の高校4年間は一体、なんのためにあったのでしょう?



それでも小さな希望はあったのです。主治医が県内であればいい、と言ってくれたので、音楽科のある女子短大へ行くことを家族が了解してくれました。



ですが人生は思うようにいきませんね。
その短大を半年も通わないうちに中退してしまうのです。
第一志望ではなかったから、という理由もありました。
いちばん苦しかったのは、女子との関わり方だったからです。思うようにコミュニケーションが取れず、仲間外れにされてしまったのです。



中退後は、さまざまなアルバイトを経験しました。
書店員、ホームヘルパー、コンビニ店員、スーパーの野菜売り場担当・・・。しかし仕事の内容が覚えられない、対人関係を築けないことが原因で、どれも長続きしませんでした。



20代は、どん底時代でした。
何一つ得られませんでした。
祖父の死を恨んでしまった自分もいました。
「おじいちゃんさえ、死ななければ、こんなんじゃなかったのに・・・」そして何度も、高校時代の自分を責めました。




「病気さえなければ、私の人生も違っていたのかな・・・」そうやってどんどん自分を責め続けました。
大学にも本当は行きたい。でも、お金がない。どうしたらいいんだろう?



そんなどん底の中にいた私に光が差し込んだのは、20代後半の頃でした。
障害年金の受給が決まったのです。
父と母が私のために、手続きをしていてくれたのです。



父母の深い愛


私はその頃、そんな制度があることさえ知りませんでした。
ですが、父と母は一生懸命に調べてくれて、受給できるように進めてくれていたのです。
本当に感謝の思いでいっぱいです。



そして私は、障害年金を使って、放送大学で勉強したいと、父母に聞いてみました。30代になってからのことです。「あなたのお金だからいいじゃない。大事に使うのよ」と、母は言ってくれたのです。



授業料もとても安い。
毎日、通学する必要はない。
自分のペースで学習できる。
それらを理由に、放送大学への入学を決めたのです。



そして、コロナ禍になってからブログも始めました。
高校生の頃の辛い体験で学んだことを、発信内容にしています。
辛い体験なら山ほどあるので、ネタに困ることもないのです。だから、30代の今が本当に楽しく充実しているのです。



そんな私の姿を見て、父母は温かく見守ってくれています。「そんなことをしていないで、外に出て働きなさい!」などとは言いません。自分のできることをやりなさい、といつも優しく声をかけてくれます。



だから、そんな父母の深い愛に応えるためにも、精一杯努力したいと思うのです。
高校生の頃は、こんな嬉しいことが私の人生に起こるなんて想像もできませんでした。
今、これを読んでくださっているあなたに伝えたい。


メッセージ

自分の思うようには、人生は進んでいかないかもしれない。
でも、いつからだって人生は変えることができる。
新しい自分で生きていくことができる。
自分の見方しだいで、どんなことも幸せに変えていける。



私は、自分の願いは叶えられなかったけれど、さらに素晴らしい人生を手に入れることができたのです。
そのことを、強く実感させてくれた歴史人物がいます。
次の項目で、紹介しましょう。



新しい航路を切り開いた偉人


まずは、その人物が残した言葉に触れてみます。


0から1をつくることはむずかしい。
1から2をつくることはやさしい。

出典ーコミック版世界の伝記 コロンブス


これは、「大航海時代」に勇気を持って大海原へ飛び出した探検家のひとりである、コロンブスの言葉です。



コロンブスは、新大陸をもとめ、黄金の国ジパング(日本)を目指し、航海の旅に出ます。食料も尽き、諦めかけていたところ、新大陸を発見しました。
しかし、そこはジパングではなく、アメリカ大陸だったのです。



コロンブスは自分の願いを叶えられなかったけれども、新しい島、新しい大陸、新しい航路を発見する功績を残すことができたのです。



私は、コロンブスの人生に触れたことで、自分の人生にも思いを馳せることができました。
私自身も、思うような人生を歩むことはできなかった。
でも現在、放送大学で勉強できる環境が与えられたこと。
また、高校時代の苦しみをブログで発信できる自分に変えられたこと。
これらのために、あの日々の苦しみがあったのだと、理解できるようになったこと



それこそが、私の新しい航路であり、私にとっての新大陸だったのです



30代になって、「これをやってみたい!」という、新しい発見ができたのです。
そう理解することで、あの日々の苦しみがあってよかったと、心から思えるようになりました。



私の文章を読んでくださっているあなたへ。
あなたにとっての新しい航路、新大陸を見つける旅に出てみませんか?



たとえ自分の願いが叶わなくても、あの苦しみはこの喜びのためにあったのだという発見。
そう。
コロンブスのように。

コロンブス
コロンブス

西まわりの航海路を見つければ、黄金の国ジパングだって!




普通じゃない人生が与えてくれたもの


普通の人生を送りたかった。
でも、それよりさらに素晴らしい人生が与えられた


具体的に何が与えられたか?

①障害年金の受給が決まり、放送大学で学べる環境が与えられた。

②高校生の頃の辛い体験を、ブログで発信できる自分に変えられた。

③読書やピアノに対する集中力も身に付いた。



コロンブスの言葉を用いて、説明します。
大人になってから与えられたもので、一番嬉しかったこと。
それは、0から1をつくることはむずかしい、という難題にチャレンジしている今が与えられたことです。
ブログで利益を上げることは、とても難しいことです。
でも、私は今まさにそのことにチャレンジしている。
そして、あなたも今何かにチャレンジしているかもしれない。



ここに立っているだけで、私もあなたも、ものすごい成長を遂げたということなのです。
そして、これをクリアしたならば、1から2をつくることはやさしい、ということも体験できる。



私は今、心からこう思います。
普通じゃない人生って面白いなぁ
って!



普通じゃない人生だったから、いろんなことが経験できた。
そんなふうに思うこともできます。
コロンブスのように、新しい航路、新しい大陸だって発見できるのです。
素晴らしいと思いませんか?



だから、私もあなたも、もっと堂々と生きていいのだと思います。
「普通の人生を送りたかった。でも、それよりさらに素晴らしい人生が与えられたんです。私は今、幸せです」
と、胸を張って生きていきましょう。



コロンブスの人生が照らしてくれる希望とは


ここまで読んでくださったあなたに、感謝します。
それでも、普通の人生を送れなかったことに悔やみ、他人の目が気になる人もいると思います。
そんな時は、こう思ってください。



「あんたらに何か影響するんか!関係ないじゃろ!人の人生にいちいち口出しすんな!」と、心の中で思ってみてください。
もしくは、言葉に出して言ってみたっていいのです。
あなたは、他人に評価されたいために生きているのですか?
違いますよね。
まずは、自分の人生を自分で誇れるようになってください。
あなたの人生は、あなたのものです
誰にも邪魔させないでください



そう強く思えるようになるためにも、偉人の人生に触れることが大事なのです。
偉人の生き様を知り、学ぶことで、自分の人生に活かされていくのです。



コロンブスの人生から学ぶ3つのこと

①普通じゃない人生だからこそ、自分の人生を自分で切り開いていくことが、どんなに重要かが分かるようになる。
②あの苦しみはこのためのものだったのかという発見が、あなたの新しい航路、そして新大陸となる。
③新しい発見を経て、あなたはどんどんステップアップしていける。



私は、20代後半から、たくさんの書物を読むようになりました。
このメッセージを書くために、初めてコロンブスの人生を知りました。
人生の困難を乗り越えるためにも、早いうちから知っていて悪いことなど一つもありません。
だから、あなたもコロンブスの人生、他の偉人の人生にどんどん触れていってみてください。



必ず、あなたの人生に勇気と希望をもたらしてくれるはずです。
ぜひ、この機会に、コミック版世界の伝記を手に取ってみてください。
偉人の言葉、人生が、あなたの背中を押してくれることを私は願っています。



さおり♬

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